第4回デジタル教科書体験型研修会(音楽編・教育出版)を開催

 7月26日(土)午後、公益財団法人教科書研究センターは「みらい教育セミナー」を開催し、過去最高となる43名の参加者が集まりました。今回のセミナーは、『デジタル教科書体験型研修会(音楽編)』として、教育出版株式会社の平松貞雄さん、門口和真さん、中島啓さん、山﨑聡一郎さんを講師及びサポーターとして迎え、大阪教育大学天王寺キャンパスみらい教育共創館で行われました。

 最初に、教科書研究センターの新津勝二事務局長から主催者挨拶があった後、教育出版の平松さんからワークショップ全体の流れについて説明がありました。ワークショップでは、山﨑さんから指導者用デジタル教科書の強みについての解説があり、楽譜と音源が連動することによって子どもたちを視覚的にサポートできることなどの説明がありました。また、星と音源を組み合わせたインタラクティブツールについても解説が行われ、参加者は持参した端末上でそれぞれ選んだコンテンツを体験し、操作方法などについて個別に質問をする姿も見られました。

 次に、門口さんから学習者用デジタル教科書の機能について、まなびリンクを通した参考動画や子どもたち一人一人の学びを支援する機能などの解説が行われました。続いて、中島さんからデジタル教材の説明が行われ、音づくりやリズムづくりの機能に加えて、楽器ツールが紹介されました。参加者は、デジタル教科書から流れる音源を聞いて簡単な作曲をするなど、様々な体験ができたようです。

 最後に行われた質疑応答では、「歌唱の場面における伴奏についてオーケストラではなく一つの楽器に変更することはできるでしょうか」「リコーダーの二重奏の曲に伴奏を加えることは可能か」など具体的な質問がたくさん出され、音楽教科書の編集担当者が東京からオンラインで答える場面も見られました。今回の参加者は、普段からデジタル教科書を使っている音楽の先生方が多く、今後の改善点などたくさんの意見が出され、音楽教育におけるデジタル活用のニーズが年々高まっていることが証明されたセミナーとなりました。

【新津事務局長のコメント】

「先生方からの質問が絶えることのなかったとても有意義な研修会にすることができました。英語や算数・数学などだけではなく、音楽もデジタル教科書と親和性が高いことを実感しましたので、教科書研究センターとしては、教員養成大学と教科書発行者の協力を得て、このような体験型研修会を全国展開したいと考えています。」

ワークショップの流れを説明する平松さん

指導者用デジタル教科書の説明をする山﨑さん

学習者用デジタル教科書の説明を行う門口さん

デジタル教材の説明をする中島さん

研修会全体の様子