公益財団法人教科書研究センターの公式ロゴマークが決定しました。

 2026年度に創立50周年を迎える教科書研究センターの公式ロゴマークが、11月1日付で決定しました。コンセプト等は下記のとおりですが、教科書の「見方・考え方」が重要視される中、このロゴも見方や考え方によって二つの形に変化するデザインとなっています。教科書の専門的調査機関としての使命を象徴するロゴマークとともに、今後とも教科書研究センターの活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

コンセプト:変化していく時代、教科書に新しい知と学びの1ページを。

※このロゴは、「教科書研究センターが行う教科書及びこれに関連する教材に関する調査研究や助成の成果等によって、教科書に新しい知と学びの1ページを重ねていく」という理念を象徴的に表現したものです。開かれた教科書に、未来への知識が加わっていく――そんな希望と前進のイメージを視覚化しました。

【開かれた教科書とR】 学びの起点であり、知識の蓄積・共有の象徴。左右非対称のフォルムで「ページをめくる瞬間」の動きを持たせ、新たな1ページへの期待感を表現しつつ、教科書に関する調査研究機関であることを象徴するRを挿入しています。

【新しい1ページの追加】 絶えず更新される教育研究を反映し、色違いのページの組み合わせで描写。これは未来へ向かって伸びていく矢印のようにも見え、希望や発展性を示唆します。

【透明な紙の質感とデジタル感】 教科書のページを“透明な紙”としてデフォルメすることで、アナログとデジタルの融合を表現。教育のデジタル化・先進性にも対応する柔軟な印象を与えます。

【柔らかな角の処理】 書籍の角をわずかにラウンドさせることで、堅実さの中にある温かみや親しみやすさを両立。公共性の高い組織としての信頼感と、幅広い世代への親近感の両方を意識しています。