みらい教育セミナー「第3回デジタル教科書体験型研修会」を開催 ~社会編(日本文教出版)~

 6月28日(土)午後、公益財団法人教科書研究センターと国立大学法人大阪教育大学は「みらい教育セミナー」を開催しました。今回のセミナーは、『デジタル教科書体験型研修会~社会編~』として、日本文教出版株式会社の小澤衛さん、高井健さん、髙田頼孝さんを講師及びサポーターとして迎え、大阪教育大学天王寺キャンパスみらい教育共創館で行われました。

 最初に、教科書研究センターの新津勝二事務局長からセンターの紹介とともに、「新しい教科書の使い方とデジタル教科書の活用」に関する説明があり、中央教育審議会下で検討が進められている「デジタル教科書活用推進ワーキンググループ」の動向に注目していることなどが述べられました。次に、日本文教出版の高井さんから、学習者用デジタル教科書の基本的な仕組みと特徴についての説明があり、書き込み等がサーバー上及びファイルとして保存できること、教科書内容に即した各種コンテンツが搭載されていることなどが伝えられました。

 その後行われたワークショップでは、研修用に用意されたアカウントを使ってデジタル教科書にログインして、小学校社会の画面を開き各操作を行いました。各参加者は、画面上でコンテンツを開いたり、音声を聞いたりするなどいろいろな体験を行いました。その中で、高井さんからは、ビューワーの拡大機能は他の情報を消すことができるので社会科ではよく使われているなどの解説が行われました。また、コンテンツについても、二次元コードコンテンツとデジタル教科書コンテンツがあり、教科によって混在しているものもあること、そして、児童生徒がアクセスできるものと教師専用のものがあることについて説明がありました。参加者からは、指導者用デジタル教科書と学習者用デジタル教科書の違いや、政治の場面で首相や党首が交代した時のデータ更新のタイミングなどの質問が出され、高井さんと小澤さんが丁寧に答えていました。

 中教審の下で「デジタル教科書活用ワーキンググループ」による検討も各論に入っており、教科書研究センターとして他の教科書発行者の協力によるこのような体験型研修会を全国展開していく予定です。

【セミナー参加者の感想】

〇実際に体験してみないと分からない便利な機能が多いと思いました。

○教材準備の時間が短縮できる可能性もあり、社会科の学習者用デジタル教科書を購入したいと思いました。

○教職大学院に通いながら小学校の非常勤講師をしていますが、社会科の学習者用デジタル教科書を使ってみたいです。

基本操作の説明をする高井さん

研修会全体の様子