2月15日(日)、東京学芸大学において開催された教育フォーラムにおいて、教科書研究センターは連携事業として「学習者用デジタル教科書・教材研修会」を開しました。この研修会は、教科書発行者及び連携研究者の協力により、「学習者用デジタル教科書は、どのように使えばよいのだろう?紙の教科書と何が違うのかな?」そんな疑問に応えるきっかけとなるワークショップとして企画されたものです。当日は、現職の先生や管理職、教師を目指す学生など100名を超える参加者が集まりました。
研修会場は、「地図(帝国書院)」、「算数・理科(大日本図書)」、「音楽(教育芸術社)」、「外国語(センター連携研究)」の4つに分かれ、デジタル教科書の開発の背景や機能、授業での具体的な活用事例、研修パッケージなどについて説明が行われました。紙の教科書との一体的な活用や、児童生徒の主体的な学びを支える工夫など、開発側の視点からの説明は、参加者にとって理解を深める貴重な機会となったようです。また、実際に操作を体験することにより、デジタル教科書と紙の教科書、それぞれの良さに気づく機会にもなりました。
本研修会は、18年の歴史を持つ東京学芸大学主催の「教育フォーラム」において、本センターが初めて連携事業として参加した取組であるとともに、教科書発行者と協働して開催できた点に大きな意義があります。このような教員養成系大学との連携を、教科書発行者の協力を得ながら増やしていき、そこで得られた知見が、デジタル教科書のさらなる活用と教育の質の向上につながること目指していきます。
(講 師)
地図会場 平野 香氏 (帝国書院ICT開発推進室推進課)
算数・理科会場 松田一邦氏 (大日本図書デジタル事業部課長)
音楽会場 佐藤貴史氏 (教育芸術社第二編集部次長)
外国語会場 佐藤幸江氏 (センター連携研究員、放送大学客員教授)
【参加者の主な感想】
〇具体的な活用事例が多く、授業改善のヒントを得ることができました。 〇デジタル教科書の位置付けや可能性をあらためて考える機会となりました。 〇普段使う機会がない教科のデジタル教科書を操作できたので、とてもよい体験をすることができました。
【教科書研究センター新津事務局長】
伝統ある東京学芸大学主催の教育フォーラムで、教科書発行者及び連携研究の先生方と研修会を開催することができて本当に良かったです。これを機会にして、全国の教員養成大学・学部との連携をさらに増やしていきたいと考えています。

地図会場

算数・数学会場

音楽会場

外国語会場
